外国語選択のためのオリエンテーションが開催されました。

 とんきん亭の箱弁当を食べて昼飯にしました。昼休みには木曜日の文学のハンドアウトの点検を済ませておきました。タイトルは「通俗論理の周辺」となっています。私が「通俗論理」と呼んでいる事態を種田山頭火の事例を巡って説明してみましょう。山頭火は幼いころに亡くした母親、暴力を振るう父親、早稲田大学での挫折、酒による放蕩などと彼の人生を分かりやすく説明してくれるキーワードが並びます。その事例はどれも限りなく真実なのでしょうが、これらの事例の側から山頭火の人生が完璧に分かったと感じてしまうのは何か罠がありそうに思うのです。ちくま文庫の『山頭火句集』の方からアプローチして、山頭火の人となりを考える方が良いのかも知れません。
 午後の1時からは文学部教務・教職課程委員会に出席しました。派遣留学に係わる「卒業研究」指導計画について、2013年度教職オリエンテーション日程(案)について、小学校免許履修者及び中学校二種免許「英語」履修者選抜試験の実施についてなどを審議しました。会議はたっぷりと100分ほども続きました。
 16時30分からは716大教室で教育学部向けの外国語選択のためのオリエンテーションが開催されました。英語、中国語、フランス語、ドイツ語、コリア語の順番で各担当の先生方が解説しました。フランス語はもちろん私の担当です。パワーポイントのスライドに従ってフランス語を学ぶ意味に付いて解説しました。特に開音節が多いことと後置アクセントが定番手あることの仕組みに付いて語っておきました。