今年の夏を無事に過ごせるかが今から心配な私です。

　朝は地下の貯蔵室までごみを捨てに行きました。１９階まで大型エレベーターが着くのを待つ間、東の空を眺めるのが習慣になってしまいました。筑波連山の稜線が見えないかどうか無意識のうちに探しているようです。この３週間ほど大気中の湿度が高いためか連山は一度も見えないのですね。ちょっと残念が気がします。代わりに白幡沼や別所沼の緑地帯を眺め降ろして気持を慰めています。ごみを捨ててから１階のホールに移動して新聞を取って自室に戻りました。
　昨日の日曜日にはは新聞を丁寧に読み進めました。とりわけ書評欄は全ての記事に目を通しました。最近は読書が面白く感じられて、興味のある本に対しても貪欲になっている自分を感じています。週末で自分の時間が取れることもあって、この２日ほどで数冊の本を読み上げることができました。
　９時過ぎには家人に頼まれて近くのスーパーマーケットまで買い出しに出掛けました。２リットル入りの水６本が入った段ボールと糖質ゼロの発泡酒を買って帰りました。そのまま居間で読書に取り掛かり中野京子著『怖い絵　死と乙女篇』（角川文庫）を読了しました。大変に面白かったので、１０時過ぎには駅前の須原屋書店に移動して姉妹編の『怖い絵　泣く女篇』（角川文庫）を買っておきました。朝日新聞の一面にも大きな活字で「猛暑襲来」の文字が踊っていましたが、まことに外に出ると大変な暑さです。家人がクーラーが好きでないので、我が家は冷房を使ったことがありません。そんな訳で今年の夏を無事に過ごせるかが今から心配な私です。