ビクトール・ユゴーの『レ・ミゼラブル』に付いてお話ししました。

 11時半には早めに学生食堂に移動しました。今日もメニューは日替わり健膳を選びました。ゴーヤチャンプルー、豚角煮、カボチャサラダ、ジーピラ酢みそ合え、そして五穀米と味噌汁が付きます。品数が多いのでゆっくりと副食を味わいながら食べました。職員さんも大勢昼食を食べに集まっています。会計課のAさん、施設課のNさん、そして数学研究室の助手のHさんたちとお会いしました。
 3限の演劇論ではビクトール・ユゴーの『レ・ミゼラブル』に付いてお話ししました。先ずは私の人生観を大きく変えてくれた2冊の本に付いて学生諸君にお話ししました。1冊目はデビッド・アレン著『初めてのGTD ストレスフリーの整理術』(二見書房)です。2冊目はドミニック・ローホー著『「限りなく少なく」豊かに生きる』(講談社)です。デビッド・アレンさんのGTDの手法に付いては学生諸君に簡単に説明しておきました。ハンドアウトに沿って解説してから、DVDを30分ほど観て授業を終了しました。
 4限の4年生のゼミでは先ずは初めにキャリア支援課から依頼された就職活動調査を実施しました。アンケート用紙を回収してからMさんの「中国の格差社会に付いて」と題する発表をしてもらいました。Mさんは中国に何度か旅行に出掛けている人で、説得力のある発表となりました。輪読は竹田青嗣氏の「「世界」の結晶作用」を読みました。スタンダールの『恋愛論』や漱石の『私の個人主義』を引用しながら言葉が人間の欲望の形を形成するという点を明らかにしてくれました。