三四郎の成長のなさには著者の主張に同感させられました。

 12時30分からはローガン先生の研究室で文学部国際交流委員会が開催されました。今日の中心的な議題は秋口に行なわれる「国際フェア」に付いてです。通常の期間は学生の集客が難しいので、藍蓼祭の期間中に設定することとし、11月1日(金曜日)と11月2日(土曜日)の2日間の開催を予定することとなりました。「国際フェア」の開催場所となる「多言語交流室」(411教室)も壁をガラス窓に変更して、見通しを良くするなどの改造が必要です。この辺りのことも委員の間で充分に話し合っておきました。
 会議を待つ間に研究室で読書の時間を楽しみました。大学の図書館から借りてきた渡邉澄子著『男漱石を女が読む』(世界思想社)です。題名からも分かるようにジェンダー論の立場から漱石の作品を読み解いています。今日は第3章『虞美人草』と第4章『三四郎』の2章を読んでおきました。どちらの章も大変に面白く読了しました。特に三四郎の成長のなさには著者の主張に同感させられました。
 14時40分からは文学部運営協議会が開催されました。先ずは冒頭で文学部のホームへー字をリニューアルするという業者のプレゼンテーションがありました。その後も議事は満載で会議は3時間50分ほども続きました。・・・帰りの南越谷駅ではネイティブのグラハム先生とローガン先生のお二人にばったり遭遇しました。グラハム先生はディズニーランドの面白さは何に由来するのかを学生諸君に英作文させていると言います。ローガン先生は色々と楽しいお話しを聞かせてくれました。