3限のフランス語の5では『続・小さなコント』を読み始めました。

 2冊の本を紹介してから、ハンドアウトに沿って「内側から見た生」とは何なのかをゆっくりと考えていきました。この論文は漱石の『夢十夜』を分析したものです。そこには漱石が感じていた万能感の反対の感覚=自己縮小の感覚が書き込まれているのですね。それから三四郎も感じていた「自分は現実に触れていない」という感覚も書き込まれています。『夢十夜』のテクストも「一夜」だけですが学生諸君に朗読しておきました。最後にDVDの『ユメ十夜』の第3夜と第10夜を観てお仕舞いにしました。
 3限のフランス語の5では『続・小さなコント』を読み始めました。今日は「メドールの復讐」の第1回を読みました。ルネに飼われている犬のメドールですが、ルネが旅行に出掛けねばならず、週末だけルネの友人の家に預けられるという話しです。以前、このテクストは使ったことがあったのですが、詳しい話しは忘れてしまいました。メドールが友人の家で安楽椅子を独占できなかったことが悲劇を生むのでしょうか。最後にCool Japan Expoを紹介するビデオを20分ほど見てお開きにしました。
 帰路の南越谷の駅のコンビニで夕刊を買い求めるのが習慣になっています。毎日新聞東京新聞を良く買うのですが、日経は余り買ったことがありません。買い求めた夕刊を全部読み終わらないうちに私の住む武蔵浦和に帰り着いてしまうこともしばしばです。我が家に帰り着いたらベランダの温度がまだ34度もあります。今日は特別に暑い一日でした。夜も熱帯夜となることは疑いもありませんね。