しばらく独りで買ってきたばかりの本を読む時間を持てそうです。

 午後は14時41分の埼京線の快速で移動を開始しました。目的地は池袋のLIBROです。20分ほどで池袋に着き、足早にLIBROに移動しました。先ずは文庫本をチェックして、小林信彦著『うらなり』(文春文庫)を入手しました。漱石の代表作『坊っちゃん』の登場人物である「うらなり」を主人公とした小説だと聞いています。著者の小林信彦さんが「うらなり」の視点から『坊っちゃん』の世界を読み直す=解釈し直すと考えると、わくわくと期待が高まってしまいます。
 LIBROは鰻長屋のような構造をしているんですね。奥へ奥へと進むことができます。地下の一番奥のコーナーで、ドミニック・ローホーさんのコーナーがあるのにびっくりしました。何と著者のサイン入りの本まで置いてあるのです。すでに一冊持っている『「限りなく少なく」豊かに生きる』ですが、「From Dominique to you」のサインに釣られて買い求めてしまいました。もう一冊、ドミニック・ローホー著『人生で大切なことは雨が教えてくれた』(幻冬舎)も買っておきました。このテクストの中には数々の俳句が引用されていて、ローホーさんの日本文化への傾倒振りが窺えます。帰宅してみたら、家人はプールに泳ぎに出掛けた様子です。しばらく独りで買ってきたばかりの本を読む時間を持てそうです。・・・ところが、夕方には激しい雷雨が降り始めました。ベランダからは強い風が吹き込んできます。34度あった気温は気が付いたら27度に下がっていました。今夜は多少とも涼しく眠れそうですね。