ロッキング・チェアに座ってドミニック・ローホーさんの本を読みました。

takuzemi2013-07-15

 午前中は新聞にざっと目を通してから、ロッキング・チェアに座ってドミニック・ローホーさんの本を読みました。『人生で大切なことは雨が教えてくれた』(幻冬舎)です。内観、瞑想、自己超越と言ったスピリチュアルな価値が重視されている本です。ドミニック・ローホーさんの著者紹介には日本在住歴は30年と記されています。俳句や日本文学に深い造詣をお持ちなのにも理由があるわけなのですね。「自分の人生を彩る「色」を選ぶのは自分。精一杯意識しながら生きることを選ぶのも自分なのだ。存在感を高め、すべてに受容的になると自ずと喧騒を鎮めることもできるようになる。」という一節に感銘を受けました。
 ローホーさんの本を4時間ほどで読み上げてから、気の進まない仕事を一つ片付けることにしました。あるテクストのバグ取りの作業です。ワードでプリントアウトしたデータに赤ペンで修正を加えていきます。30分ほどで作業は終わりましたが、思いも掛けず2カ所ほどに間違いがあったのには驚きました。
 今日も昼前の時間はアラゴンの論文の修正作業に当てました。今日も3ページほどの部分を見直しておきました。不要のテクストを大幅にカットしたので、ページ番号を打ち直したりも必要です。少しずつ自分がやるべきことが何なのかが見通せてきているような気がします。昼食を済ませた後には、家人が淹れてくれたお茶を一杯いただきました。フランス人のドミニック・ローホーさんのお蔭で私も少しずつ日本趣味の支持者になってきたようです。