朝は4年ゼミ生の諸君のレポートを採点しました。

takuzemi2013-07-27

 朝は4年ゼミ生の諸君のレポートを採点しました。一番感心したのはKさんの「子育て支援の比較〜日本とスウェーデン〜」でした。「はじめに」でKさんは次のように記しています。「このテーマにしたのは、自分が学校を卒業して社会人として就職したあと、結婚して出産・子育てをしながら働きたいと思っているからである。」……こんな風にレポートの執筆の動機も明確なのに感心しました。「税率の比較」の章では「現在の日本で社会保障関係費は50%が高齢分野なのに対し、子育て支援には4%しか使用されていない。(中略)日本の社会保障は高齢者に極端に偏っているのである」と結論を付けています。大変に高い「志」が感じられる良いレポートでした。
 朝の10時30分には家を出て、徒歩で浦和の街まで散歩に出掛けました。先ずは近くの医王寺の境内に立ち寄りました。仏足石に合掌してから境内を立ち去りました。白幡の住宅地の細く長い上り坂を登りました。白幡市民緑地で一息入れてから、まさ整形外科クリニックの前を通り過ぎました。私が以前、頸椎症を患っていた時に何度も通っていた病院です。住宅街の裏道を抜けて岸町公民館の前の十字路に出ました。その後は調(つきのみや)神社に寄ってお賽銭をお供えしました。浦和の町に出たら「浦和宿古本市」か開催されていました。30分ほど掛けてゆっくりと古本を物色しました。フィリップ・ソレルス著、菅野昭正訳『ルーヴルの騎手』(集英社)が面白そうなので買っておきました。この作品は何とソレルスが書いた伝記だと分かりました。何とも珍しい作品に思われました。