最終章ではムンクやアンディ・ウォーホルにも言及されています。

takuzemi2013-08-12

 先日の朝日新聞では原田マハさんの「プーシキン 名画の余韻」の連載が再開されました。実は一週間ほど中断されていたので心配していたのです。私は新聞の切り抜きはすべて「読んでココ」で文字データにする方針です。ワードに載せて印刷してから、赤ペンでチェックを入れます。原稿が完成したらEvernoteに貼り付けて一件落着というわけです。こうしたコレクションも完璧主義に拘りたいものだと思っています。
 今朝は朝の5時過ぎにに目が醒めてしまいました。そのまま布団の上で寝そべっていたらランボーの『イリュミナシオン』の中の一篇の散文詩のイメージが頭の中に流れるように湧き出してきました。そう、あの「夜明け」のイメージです。頭の中に浮かんで来るのは断片的な言葉やイメージだけですが、それらが鮮烈に思い出されて短い至福の時を過ごしました。
 午前中は尾崎彰宏著『ゴッホが挑んだ「魂の描き方」 レンブラントを超えて』(小学館101ビジュアル新書)を読みました。ゴッホの絵画にはレンブラントの深い影響があることが具体例も踏まえて分かりやすく語られています。両作家の自画像を通じて「自己の内面へと向けられた視線」に付いても語られています。最終章ではムンクアンディ・ウォーホルにも言及されています。興味深いものがありました。西洋絵画を学び直すということが、この夏休みの宿題の一つです。この小学館の新書は私の勉強のための良い教材となってくれそうです。