bibbs !からの成績登録の作業もすべて終了しました。

 文教大学のホームページのbibbs !からの成績登録の作業もすべて終了しました。それでも朝は今日一日の日次レビューから作業を始めることにしています。今日のTODOのリストを作ることから始めるわけですね。読書の時間を持ったり、秋学期のハンドアウトを手直ししたりという作業に時間を割いています。今日は午前中には多文化理解概論とヨーロッパの文学の第1回のハンドアウトを手直ししました。印刷したハンドアウトに赤ペンで書き込みをしていくという作業の繰り返しです。地味な作業ですが、それなりに充実した時間を過ごしていると思っています。
 午後には池袋の書店まで本を見に出掛けました。先ずは西武のLIBROに15分ほど立ち寄ってから、その先のJUNKU堂に移動しました。以前から読みたいと思っていた林浩平著『ブリティッシュ・ロック 思想・魂・哲学』(講談社選書メチエ)を買い求めました。冒頭の部分を帰路の車中で読み始めました。いやあ、懐かしいですねえ。レッド・ツェッペリン、ディープ・パープルなどの名前が次々と出てくるのです。しかし、著者は「はじめに」で書いているように「おそらくは、一九七〇年代の後半には、運動としてのロックは終わっていたのではないか」と鋭い指摘を行なっています。私もこの意見には同感ですね。この本の副題に「思想・魂・哲学」の3語が加えられています。ニーチェハイデッガーも援用しながら、思想としてのブリティッシュ・ロックを語るのが著者の意気込みなのでしょう。愉しみな一冊になりそうな予感がしています。