『ガルガンチュア物語』に付いての着想が降臨してきました。

takuzemi2013-08-16

 朝は5時過ぎに目が醒めてしまいました。布団の中で大の字になっていたら、フランソワ・ラブレーの『ガルガンチュア物語』に付いての着想が降臨してきました。縮尺を換えることでラブレーはこの世界を異化したのだという考え方です。巨人というフィクションから通常の人間を見るとしますね。すると通常の人間が小人(こびと)に見えてくるでしょう。このことが「世界を別な目で見る」という異化効果を生むのです。生れた直後に「飲みたい、飲みたい、酒が飲みたい」と言うガルガンチュア。下卑た笑いや下ネタに満ちたテクスト、そうした逸脱を通じて異化効果という「世界を別な目で見る」可能性が生れるのでしょう。
 原田マハさんのプーシキン美術館に付いてのコラムが朝日新聞朝刊に掲載されていました。今回で最終回のようですね。さっそく切り抜いて、「読んでココ」でテキストファイルにしました。ワードに載せてプリントアウトしたテキストを赤ペンで修正しました。Evernoteに貼り付けて一件落着ですね。小さな作業を今日も続けています。
 指定校訪問のアポイントを固めました。私が担当することになっているのは船橋啓明高校と船橋芝山高校の2校です。高校の受け付けに電話を掛けて、進路指導室の先生に繋いでもらいました。訪問日は「処暑」となる8月23日に設定しました。猛暑が収まっているかどうか気に掛かります。訪問はやはり背広にネクタイという出で立ちで行かねばならないからです。