上野駅公園口から改札を出ました。目指すのは東京国立博物館です。

 午後は14時2分の快速に乗って移動を開始しました。赤羽で京浜東北線に乗り換えて、上野駅公園口から改札を出ました。目指すのは東京国立博物館です。入り口では自動販売機もあります。600円を支払って入場券を入手しました。館内に入ると外国からの客人が目立つのに驚かされます。歴史に沿って縄文時代の土器から見学を始めました。続いて飛鳥・奈良時代となると仏教伝来の影響が日本全土を覆い尽くします。平安時代には地震・戦争・火事・末法などが続いたと言います。平安時代と言いながら、実は不安な時代だったのですね。
 その他には鈴木春信の作品群が大変に充実しているのに感心しました。それから、高円宮のコレクションの根付の数々も素晴らしい名品と言えるものでした。往路・復路の車中ではドミニック・ローホーさんの著書『人生で大切なことは雨が教えてくれた』(幻冬舎)を読み直しました。そのためも有ったのでしょうか。東京国立博物館を出たら、土砂降りの雷雨となっていました。幸い折り畳み傘を持ってきていたので、傘を指して帰路を急ぎました。どこかでビールでも一杯飲んで帰ろうと思っていたのですが、まったく、そんな余裕は有りませんでした。ジーンズの裾も濡れてしまって、気分が良くありません。帰路は武蔵浦和に真っ直ぐに帰って、ローソンでパンとLチキンを買って帰宅しました。我が家に帰ると濡れた傘をベランダに乾してリラッスすることができました。