夫婦でも目の付けどころが違うんだなということを痛感させられました。

takuzemi2013-08-22

 家人によると昨夜は激しい雷雨だったとのことです。お蔭で朝も比較的涼しい感じがしますね。船橋啓明高校と船橋芝山高校の2校の指定校に出掛ける日時が明日になりました。両校に持っていく資料を点検してから、インターネットを利用して2つの高校のアクセスを調べておきました。どちらも割合と不便な場所にあるようです。タクシーを利用して現地に向かうという楽な方法を計画してみました。
 夫婦でも目の付けどころが違うんだなということを痛感させられました。雑誌『Cut』の宮崎駿監督のインタビューを家人も読んだらしいのです。その中に宮崎監督が住んでいるらしい秋津とおぼしき街が出てくるのですね。私は昨日、このインタビューを精読した記憶があるのですが、家人が指摘した秋津の街に付いてはまったく失念していました。私の中にも盲点があるのだと実感しました。
 午前中はアラゴンに付いての論文を読み直しました。まだまだ論文の完成までは長い時間が掛かりそうです。果たしてテクストの章を追い掛けるような構成に持っていって良いのかも判然としません。けれども、テーマごとの章立てに書き換えるのには、かなりの手間が掛かりそうですね。不確定要素の連続で、トンネルの向こうが見えてこないような気分です。ともあれ、哲学者デカルトの言うように「困難は分割せよ」で、しばらくは押し進めていくしかないようです。夏目漱石が弟子に宛てた手紙に「牛のように押せ」という意味の言葉があったのを思い出しました。