国立科学博物館の「深海」展を見学することにしました。

takuzemi2013-08-30

 昨日の午後は14時1分の快速に乗って移動を開始しました。赤羽で京浜東北線に乗り換えて上野に着いたのが14時32分でした。およそ30分ほどの行程です。上野公園を歩いて国立科学博物館の「深海」展を見学することにしました。夏休みの最中とあって子供たちを連れたお母さんやお父さんが多く、館内は大変に混雑していました。人込みで展示が良く見えないので、どうしても展示物を念入りに点検するわけには行きません。ついつい見物する足が早くなってしまうのですね。それでも深海で生きるダイオウイカの眼の鋭さを描ききった映画を見ることができたのは大きな収穫でした。見学は早々に切り上げて、再び上野公園の敷地内に出ました。
 生ビールが飲みたくなって国立西洋美術館のCafé HIBIKIに立ち寄りました。屋外のベランダのテーブル席で吹き来る風を浴びながらリラックスしました。遠く見渡せる西洋美術館の庭には風向計や風速計が風に揺れているのが見えます。それに合わせるようにかたわらのイチョウの木立ちも揺れています。吹き来る風が何とも心地好くて恍惚としてしまいました。「ああ、今日は何もない一日を過ごしているんだな」と言葉にしてしまいました。帰路の車中では先日から読み進めていた池内紀著『悪魔の話』を読了しました。赤羽で乗り換える時に駅構内の本屋「BOOK EXPRESS」に立ち寄って雲黒斎著『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』(サンマーク出版)を買っておきました。少々オカルトっぽいベストセラーなのですが、我ながら怖いもの見たさの心境なのかも知れません。