河川敷には彼岸花の群生が咲き誇っているのですね。

takuzemi2013-09-20

 朝はちょっとばかり出遅れてしまいました。8時3分の武蔵野線に乗って移動を開始しました。車中は通勤客で混雑していて座ることもできません。なぜか私が乗った車両では日除けの降ろされている窓が多くて車窓からの風景も見通せないのです。朝から少々欲求不満の状態に陥ってしまいました。それでも北越谷の改札を出て元荒川沿いの道を選ぶと気分が変わってきます。河川敷には彼岸花の群生が咲き誇っているのですね。この頃、一段と赤い色が濃くなってきたような気がします。
 フランス語の授業が待っているのです。教材や教具を取りまとめて725教室に移動しました。今日は夏休み中に読んだ2冊の本を学生諸君に紹介することから授業を始めました。1冊目はドミニック・ローホーさんの『「限りなく少なく」豊かに生きる』(講談社)です。この本のお蔭で私は自分自身の人生を見直すきっかけを頂けたと考えているのです。2冊目は森岡正博・寺田にゃんこふ共著『まんが 哲学入門』(講談社現代新書)です。この本も夏休み中に何度も繰り返して読み直した本でした。語学の勉強は11章の復習から入りました。先ずは対話の部分を練習しました。それから文法事項の説明を済ませました。代名動詞を復習して、新たに命令法も学びました。非人称構文も押さえてから、練習問題を3問ほど考えてみました。最後に印象派クロード・モネの作品「オランピア」や「草上の昼食」を紹介するビデオを30分ほど観ておきました。近代の裸婦像がどのように展開されてきたのかを知るための貴重な映像だと言えるでしょう。西洋近代絵画を学び直したい私に取っても大変にためになる教材だと言えます。