彼岸花の群生もほとんど枯れてしまって惨めな印象を与えています。

takuzemi2013-10-04

 朝の空はどんよりとした曇り空になってしまいました。今日は1限からのフランス語の授業が待っています。7時半には家を出て7時42分の武蔵野線で移動を開始しました。残念ながら座席を確保することはできませんでした。バックパックをスチールの棚の上に乗せて車窓の外の風景を楽しみました。北越谷の改札を出て、元荒川の堤を歩きました。彼岸花の群生もほとんど枯れてしまって惨めな印象を与えています。
 研究室に着いて荷物を降ろしました。準備室に移動して「小さなコント」の次の賞のコピーを取っておきました。始業のチャイムを待って715教室に移動しました。今日はコント「サーカス」の2回目です。受講者名簿に従って学生諸君を指名して1文ずつ訳してもらいました。ヒントを多めに出して学生諸君にはじっくりと考えてもらう方針です。テクストを読み終わってから練習問題を考えました。パターン練習が多いので口頭で練習するだけに止めておきました。最後にセザンヌの絵画を紹介するビデオを30分ほど観ておきました。セザンヌのリンゴの絵の中には複数の視点から観た皿の上のリンゴが並べられているとのことです。これは20世紀の美術にも大きな影響を与えた手法だったらしく、ピカソの「アビニョンの娘たち」などにも連なる視点だったと言えるようです。ビデオを見終わってから森岡正博+寺田にゃんこふ共著『まんが 哲学入門』(講談社現代新書)とドミニック・ローホー著『人生で大切なことは雨が教えてくれた』(幻冬舎)の2冊の本を紹介しておきました。