『小さなコント−読解からコミュニケーションへ−』の第3章を読みました。

takuzemi2013-10-08

 1限からのフランス語の授業が待っています。7時半には家を出て、7時42分の武蔵野線に乗りました。残念ながら座席を確保することはできず、バックパックを背負ったままで移動することになりました。大学に着いて守衛室で独仏準備室の鍵束を借りました。準備室の扉を開けて、次回のフランス語のテクストのコピーを取っておきました。
 1限のフランス語は『小さなコント−読解からコミュニケーションへ−』の第3章を読みました。高校生のアントワーヌが歴史の先生の口述試験を受けるというお話しです。先生からアメリカ合衆国の初代大統領は?と聞かれたアントワーヌがクリストファー・コロンブスだと答えしてまうというお話しです。授業を終えてから残りの25分でルオーの絵画を紹介するビデオを観ておきました。神話的な夢想の世界を画面に定着したルオーの世界が分かりやすく語られている良いビデオでした。
 多文化理解コースを希望する女子学生が昼休みに研究室まで面談に来ました。比較文学に興味があるとのことです。ゼミで輪読に使っているマリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を見せておきました。卒業生のYさんが書き上げた「『星の王子さま』における井戸」も少しばかり見せておきました。不思議なことに今までゼミを希望して来た学生諸君は全員が女子で、しかも日本文学科の所属です。そして全員がアルファベットで表記するとOさんになるのです。何とも不思議な感じがしますね。