ラジオ局France Cultureに久し振りに接続してみました。

 昼休みに研究室でとんきん亭の箱弁当を食べていたら、先日メールをくれたM君がやって来ました。多文化理解コースのゼミを希望している学生です。現在のところ打診に来たのは9名で、その内訳は男子が4名、女子が5名というところです。教員1名当たりのゼミ生の上限は15名なので、選抜をしなければならないことになりそうです。小論文による選抜を行うつもりで希望する学生諸君に2000字ほどの自由課題の作文を作ってくるように言ってあります。
 インターネット上のラジオ局France Cultureに久し振りに接続してみました。しばらくニュースを聞いて楽しみました。以前はかなり熱心にunicodeのデータベースを作ってニュースを集めたりしていました。ところがこの頃は面倒臭くなって余りやる気も出ないようになってしまいました。リスニングの方も怠け癖が着いてしまって、この頃はさっぱり学習意欲が盛り上がりません。自分に取ってのフランス語の勉強に対するモチベーションを上げる方法を考えることから全てを始めるのが大切なのでしょう。
 石原千秋先生の「秘伝 人生論的論文執筆法」(「ユリイカ」2004年3月号)をコピーを取って帳合しておきました。なぜか84ページと85ページをコピーするのを忘れてしまって、帳合の作業に手間が掛かりました。この「論文執筆法」には「お洒落な教師はだいたいにおいて授業がうまい。つまり、身体表現を含めて、自分のプレゼンテーションに意識的だからだ」という一文があって身につまされます。それから「恐ろしいことに、最初のレポートではタイトルの付いてないものが出てくることが少なくない」という部分があってのけ反ってしまいます。何とも面白い「論文執筆法」ですね。