結婚する前に娘が使っていた部屋を私の書斎にしました。

 午後は私自身のブログをWzエディターのアウトライン形式に保存する作業と取り組みました。もちろんエディターの文字コードunicodeに設定しています。職業柄フランス語の特殊記号をブログに書き込むことがあるからです。1年分ほどのブログをテキストファイルにセーブしてから、Wzエディターの置換機能を利用してアウトラインの目次を作っていきます。「2013」を「.2013」に全置換すればWzのアウトラインが完成するのです。
 結婚する前に娘が使っていた部屋を私の書斎にしました。思い切ってモノを捨てたので、だいぶ部屋が軽くなった気がします。この部屋に篭もってジャック・シャンセルのRadioscopieを小さなカセットで聴いたり、TV5をMac Book Airで観たりという楽しみが増えました。今もこのブログの種をジャン・ルイ・バローのRadioscopieを聴きながら書いているところです。
 浅利文子著『村上春樹 物語の力』(翰林書房)を少々読みました。『ねじまき鳥クロニクル』に関しての第8章の部分です。浅利さんは「路地」の重要性を強調しながら、夏目漱石の『門』の「路地」のとの近接性を検証していきます。「路地」の重要性や歴史性の重要性も検証していきます。歴史性に付いての言及も強調されています。大変に面白い作品で、今後とも読み続けて行きたいと思っている作品です。