相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。

takuzemi2013-10-18

 朝は私も家人も6時前に目が醒めてしまいました。フジテレビの星占いを見てから、家人が淹れてくれたコーヒーを飲みました。7時30分には家を出て、7時42分の武蔵野線に乗りました。混雑していてとても座席は確保できません。バックパックは棚の上に乗せて、窓の外の風景を眺めて過ごしました。今日は朝から肌寒かったので背広の上着も着てきました。この秋初めてのことです。
 1限のフランス語では「小さなコント」の第6章「ペルピニャンの定期市」の続きの部分を読みました。帰り道で6頭買ったロバたちの1頭に乗って帰るピエールが自分の乗ったロバを数えるのを忘れて5頭しかいないと思い込んだと言うわけです。妻のジャンヌに叱られるのが怖いピエールは夜遅くに家に帰るのですが、妻のジャンヌに「あなたはロバに見えるわ」と言われてしまいます。ロバはフランス語ではâneと言うのですが「ロバ」という意味の他に「ばか」や「あほう」という意味もあるのですね。ジャンヌは後者の意味を掛けているのです。
 2限の時間帯は相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。今日もランボー研究家ブリュネルのテクストを一行ずつ音読して訳していきました。ランボーの『地獄の季節』の中の「閃光」の部分を分析するテクストです。今日はかなり乗りが良く、90分間の勉強の時間も短いものに感じられました。テクストを3ページ半ほども読み上げて「ランボー読書会」を終了しました。こうした修練の時間を持てることは本当に有り難いことだと思えるようになってきました。