ふと目をやると向かいの席にドイツ語のN先生が乗っています。

takuzemi2013-10-25

 7時半には家を出て武蔵浦和の駅に移動しました。しめやかに小雨が降る金曜日の朝となりました。7時42分の武蔵野線に乗ったのですが、幸い座席を確保することができました。ふと目をやると向かいの席にドイツ語のN先生が乗っています。武蔵野線の車中では二人の間に大勢の乗客がいてN先生と話しはできません。東武線に乗り換えてから、色々と話しを楽しんだのですが、もっぱら病気の話しになってしまいました。私自身の大腸ポリープの話しや藍蓼祭の休暇中に友人たちと城崎温泉に2泊3日で行く予定なのですが、病人が多くて参加者が私を含めて2名しかいないことなどをN先生にお話ししました。
 研究室の本棚から13年前に京都旅行に行った時に買い求めた京都大学の学生手帳が出てきました。この頃、私は言葉遊びの一種である「回文」に凝っていたのですね。上から読んでも下から読んでも同じになる文字列のことです。私の妻は人形町の出身なのですが、人形町には有名なたい焼き屋のお店柳家があります。それにちなんで「妻を連れたい焼き焼いた列を待つ」などと作って楽しんだものでした。当時は短歌を作るのにも凝っていた頃でいくつかの短歌もこの手帳に書き留められています。(お恥ずかしいので公表はしませんが。)それから探書手帳としても使っていたらしく、買いたい本の著者名、書名、出版社名が律義に書き込んであります。おまけに当時参加していたTMUG(Tokyo Macintosh User Group)の名刺も数枚出てきました。グループにはコアなユーザーもいてHP200LXのヘビー・ユーザーもいたことを懐かしく想い出しました。