Mさんに送った多文化理解コースの紹介文です。

takuzemi2013-11-01

多文化理解コース山本ゼミでは3年時はマリーズ・ブリュモン原作/三野博司訳『『星の王子さま』を学ぶ人のために』(世界思想社)を輪読しています。秋学期になってこのテクストを読了してしまった場合には『ちくま評論選』(筑摩書房)の輪読に移行しています。毎回のゼミで輪読に当てる時間は1時間程度で、残りの30分程は毎回西欧の絵画を紹介するDVDやビデオを鑑賞しています。もちろんゼミ生諸君の近況を教えてもらうための小作文も毎回書いてもらっています。ゼミの雰囲気はなかなか良いですね。進んでゼミをまとめていこうというリーダーシップを持ったゼミ生が3年ゼミにも4年ゼミにも数名ずつ存在して、その諸君がゼミを進んで取りまとめてくれるからです。春と秋には恒例の「ゼミ飲み」もあります。北越谷の駅前のお店でリラックスした雰囲気で盛り上がるのが常です。山本はゼミ生諸君より少々早めに退散するように心掛けています。余り飲みすぎないように家人から言われているからです。ゼミ生の皆さんに対して山本が願うのはゼミという場を生かしてさまざまな体験を積んで欲しいということです。「切磋琢磨」という言葉があります。辞書を開くと「学問をし、徳を修めるために、努力に努力を重ねること」とあります。ゼミ生の皆さんには大学生の間にしかできないことをやって貰いたいものだと山本は考えているのです。