Exercices 8は私が板書しながら説明しました。

 朝は7時38分に家を出て武蔵浦和発7時48分の武蔵野線に乗りました。早朝のラッシュアワーとあって座席はとても確保することができません。荷台の上にバックパックを置いて本も読まずに車窓の外の風景を眺めて楽しみました。大学に着いて助手のMさんに今週のとんきん亭の弁当の予約をお願いしておきました。1限のフランス語の次回の配付資料も30部ずつ印刷しておきました。始業のチャイムが鳴る前に715教室に移動しました。Exercices 8は私が板書しながら説明しました。関係代名詞のqui, queを空欄に入れる問題、時に関わる前置詞を空欄に入れる問題、あるいはイラストに従って今何時かを問う問題などです。Exercices 8を終わってから、次の9章の「牡蛎とワイン」というコントに入りました。テープを聴いて発音を繰り返してから名簿順に学生諸君に当てて発音と訳読を1行ずつやって貰いました。宿屋に着いたガスコーニュ人が暖炉の近くに大勢の旅人たちが集まっていて、自分の席が全くないことに気付きます。一計を案じたガスコーニュ人はボーイを呼びつけて馬小屋に居る自分の馬に牡蛎とワインを運ぶようにと命じるのですね。残念ながら今日はテクストの4分の1ほどを残して時間が終わってしまいましたが、金曜日には続編の部分を読むことができるでしょう。後半の30分ほどはクリムトの絵画を紹介するDVDを観ておきました。クリムトの愛人だった「エミリー・フレーゲの肖像」などの絵画を楽しみました。金箔をちりばめ、さまざまな模様を描き込んだ独特の画面には強く惹かれるものがあります。さすがは天才の絵画だと感じてしまいました。