何だかどんよりとした曇り空となってしまい日の光も弱い感じがします。

takuzemi2013-11-28

 2限からの授業が待っているので、9時過ぎにゆっくりと家を出ました。何だかどんよりとした曇り空となってしまい日の光も弱い感じがします。肌寒さも今朝は相当なもので冬が到来したものと思われます。元荒川の河川敷ではブログ用のデジタルカメラの写真を数枚撮っておきました。研究室に着いて助手のMさんが淹れてくれたお茶を頂いて一息入れました。すぐに2限の始業のチャイムが鳴っています。教育支援家で31教室のコンソールの鍵を借りて、テープレコーダーと教材・教具を入れたノートパソコン用のプラスティックのボックスを提げて教室に移動しました。今日から新しいテクスト「小さなコント−読解からコミュニケーションへ−」に入る予定だったのですが、テクストを購入していない学生諸君が10名ほどもいるのです。慌てて準備室に戻って必要枚数のコピーを取って教室に戻りました。残念ながら15分ほどの時間をロスしてしまいました。プロローグの名詞の性数、単数複数の復習をお復習いしました。プロローグの大切な動詞avoirとêtreの復習を済ませました。それから第1章の読章に入って第1話の「サーカス」を切りの良いところまで読み上げました。抽象画の貴公子と呼ばれているカンディンスキーの絵画を紹介するDVDを30分ほど観ておきました。ある日屋外からアトリエに帰ったカンディンスキーは画架に素晴らしい絵が掛けてあるのに気付きます。翌日の朝にその絵を良く観ると自分自身の作品である「教会のあるムルナウ風景」が横向きに置かれていたと言うのですね。この話は対象を真に見つめることの困難さを語っているエピソードと捉えることもできるのでしょう。