伊集院さんの本は息子が良く読んでいるのですが、私はほとんど読んだ

takuzemi2013-12-05

*伊集院さんの本は息子が良く読んでいるのですが、私はほとんど読んだことがありません。
 2限からのフランス語の授業が予定に入っているのですが、早めに研究室に出掛けて読書の時間を持つことにしました。伊集院著の『ノボさん 小説正岡子規夏目漱石』(講談社)です。以前に駅前の須原屋書店で買いもとめたまま「積ん読」になっていた一冊です。伊集院さんの本は息子が良く読んでいるのですが、私はほとんど読んだことがありません。正岡子規と夏目目漱石への関心がこの本を買い求めた動機のようです。
 2限のフランス語では大変な勘違いをしてしまいました。本来なら「小さなコント」を読む筈だったのですが、私は殆ど読んだことがありません。正岡子規夏目漱石への関心がこの本を選ばせてくれた動機のようです。
 2限のフランス語では大変な勘違いをしてしまいました。本来なら「小さなコント」を読む筈だったのですが、間違って『ボンジュール・パリ』のテクストをコピーして授業を進めてしまったのです。学生諸君も大人しいので授業が終わってから「小さなコント」の」ページまで終わったと教えてくれました。授業が終わってから「小さなコント」の5ページまで終わったと学生諸君が教えてくれました。ペアで授業をやっているK先生に報告するメールも奇妙なことになりそうです。
 とんきん亭の箱弁当を食べて昼食としました。歯を磨いてから13010教室にハンドアウトと授業表を設置するために13101教室まで移動しました。キャンパスに降りると吹奏楽部の皆さんが演奏しています。取り囲んでいる学生諸君は誰も皆、手を打ちながら唱和している様子です。私も微笑してしまいました。学習支援課で教室の鍵を借りて研究室に戻りました。今日はイザベル・ユペールが『ボヴリー夫人』を演じるDVDをたっぷりと観てみようかと思っているところです。

*3限の「ヨーロッパの文学」はハンドアウトに沿ってオーソドックスに展開するように心掛けました。
 3限の「ヨーロッパの文学」はハンドアウトに沿ってオーソドックスに展開するように心掛けました。先ずはフロベールの『ボヴァリー夫人』の粗筋を紹介しました。詩人のボードレールボヴァリー夫人の中には「男性の血」が流れていると指摘していることが面白く感じました。後半で観たイザベル・ユペールが演じるエマ・ボヴァリー夫人もその演技が近いことを良く踏まえて演技していることを感じました。
 4限のフランス語6では『星の王子さま』を原文で読みました。第6章に入って語り手のパイロットが「小さな王子、きみのちよっとばかりさびしさの漂う暮らしの琴が、ぼくにはそうやって少しずつわかってきた」と語る部分から読み始めました。この章には王子が語る有名な言葉が有ります。「ぼく、日が沈む景色が好きなんだ。いっしょに、日が沈むところを見に行こうよ…」と語る部分です。最後にセザンヌの絵画を紹介するDVDを紹介するDVDを30程観て授業を終えました。
 帰宅して郵便受けをチェックしたら、朝日新聞の夕刊の外にAMAZONからの封筒が入っていました。自宅に上がって封筒を開けてみたら梶井伸治原作+
鶴田健二作画の『おもいでエマノン』(徳間書店)が出てきました。この本では続編と別のSF好きの大学生がエマノンの相手役として現れます。二人が旅をしているフェリーからエマノンは姿を消してしまうのですが、13年後には二人は再会すると言うストーリーです。原作の梶尾真治さんと作画の鶴田健二参賀「あとがき」で明かしているのですが、梶尾真治さんと作画の鶴田健二さんが「あとがき」で明かしているのですが、梶井さんは名古屋から鹿児島までカーフェリー「サンフラワー」で一人旅をしている時にエマノンと言うキャラクターを思い付いたと言うのですね。その恩恵を私達も受け取っているのだと思います。