今日の1限のフランス語は『ボンジュール・パリ』の第2章を読みました。

 今日の1限のフランス語は『ボンジュール・パリ』の第2章を読みました。「カフェにて」と題された章です。パリジャンが散歩を好きなこと、歩き疲れたり喉が渇いたりしたらカフェに入ること、パリにはカフェが数多くあることが語られています。主人公のアンヌ・マリーが友人のソフィーと出くわしてソフィーの家の食事に招かれるというエピソードも語られます。文法のテーマは数詞です。このテクストは古いものなので、まだ貨幣単位がフランのままでユーロになっていません。今日はテクスト付属のビデオも使えたので楽しかったですね。おかげで何時もは30分ほど観ている西洋絵画を紹介するDVDも時間切れになってしまったほどです。
 2限の時間帯は相棒のFさんと「ランボー読書会」を楽しみました。今日もランボー研究者ブリュネルのテクストを拡大コピーして読んでいきました。今日はかなり集中してテクストと取り組むことができました。昼休みにはとんきん亭の箱弁当を食べて昼食を済ませました。5限の3年ゼミが始まるまでは長い空き時間があります。今日もかなりの時間を読書のために当てることができそうです。
 今日の5限の3年生のゼミでは『ちくま評論選』所収の萱野稔人氏の「ナショナリズムは悪なのか」を読む予定です。輪読のための区切りを設定して、解答編にもざっと目を通しておきました。キャンパスを横切って大学図書館まで出掛けました。3冊の本を返却して新たに2冊の本を借りておきました。借りたのは翰林書房の「漱石研究」のシリーズの中の「特集・夢十夜」と「特集・門」の2冊です。日文のT先生、非常勤のN先生と私の3人で共同研究を組んでいるので、どうしても夏目漱石が欲望の対象となってしまうようです。