2限の時間帯は相棒のFさんと一緒に「ランボー読書会」を楽しみました。

 2限の時間帯は相棒のFさんと一緒に「ランボー読書会」を楽しみました。今日も拡大コピーしたランボー研究家ピエール・ブリュネルのテクストを一行ずつ読んでいきました。テクストはなかなか難解なのですが今日はかなり頑張って多めのページ数を読み進めることができました。相棒のFさんはダンテの『神曲』を読んでいて、その挿絵の地獄の風景がブリュネルのテクストを読んでいると頭の中に浮かんでくるとのことでした。さすがだなあと思ってしまいました。
 今日は5限の3年生のゼミでは『ちくま評論選』所収の国分功一郎氏の「「贅沢」のすすめ」を読む予定です。著者の意図は逆説的ですが一見不必要と思われて非難されてしまう贅沢の中にこそ生活の豊かさがあるのだという主張です。これは読書や美術館に足を運ぶ行為を頭の中で思い浮かべてみれば素直に納得できる結論でしょう。
 来年の予定を独仏準備室に移動して確認しました。1月17日の金曜日はセンター入試の準備のために一日本番の休講、そして18日の土曜日と19日の日曜日はセンター入試の本番のため終日休講と分かりました。一月は色々と慌ただしくなりそうですね。助手のMさんが早めにサンテグジュペリの『星の王子さま』に付いてのハンドアウトを作成してくれました。5限のゼミが始まるまではたっぷりと時間があります。ハンドアウトを精読して、細部を細かくチェックしておきました。生涯学習センターで3回に渡って講義したデータも交えて授業を進めるつもりです。