今日配付する「ボンジュール・パリ」の資料をコピーしておきました。

takuzemi2014-01-14

 朝は1限からのフランス語の授業が待っています。マフラーと手袋で防寒して家を出たのですが、寒さがこたえる朝となりました。武蔵浦和駅では7時36分発の東京行き各駅停車に乗ったのですが、混雑していて座席は確保できませんでした。今日は早めに大学に着いてしまいました。8時15分には守衛さんに鍵束をいただいて、3号館7階の独仏準備室を開けておきました。さっそく配付用資料の作成です。今日配付する「ボンジュール・パリ」の資料をコピーしておきました。1限の始業のチャイムが鳴って715教室に移動しました。今日は6章の文法の残りから片付けました。直説法複合過去、人称代名詞の直接目的形と間接目的形などです。第6章のアンヌ・マリーとフレデリックノートルダム寺院を訪れて頂上のガーゴイル(怪獣像)を前にフレデリックがアンヌ・マリーの写真を撮るというビデオを見ておきました。新しい章は4行ほどのテクストを読んだだけで終わってしまいました。新しい章の「トゥールへの旅」というエピソードに入ったのですが、残念ながら文法にウエイトを置いたために読章に時間が取れなくなってしまいました。最後の30分ほどはブリューゲルの絵画を紹介するDVDを観ておきました。「ベツレヘムの嬰児殺し」「十字架を担うキリスト」「バベルの塔」「イカロスの転落」などの傑作が続きます。「婚礼の宴会」の中では夫婦となったばかりの男女が視線を交わしていないこと、「イカロスの転落」では目の前でイカロスが天空から転落しているにも関わらず、釣り人は全くの無関心であることが語られました。ブリューゲルの絵画の中では登場人物たちはその絶対的な孤独の中で佇んでいるように思われます。