木曜日の「ヨーロッパの文学」をどうしようかと考えました。

 1限の授業を終えてから研究室に戻って木曜日の「ヨーロッパの文学」をどうしようかと考えました。サルトルに付いて語ることに決め、ハンドアウトも作っておきました。「ヨーロッパの文学」のレポートに付いては先日口頭で学生諸君に告げておいたのですが、念のために再度レポート提出方法に付いてハンドアウトに書き込んでおきました。準備室の助手のMさんに印刷をお願いして一件落着です。
 とんきん亭の箱弁当を食べて昼食にしました。1限の学生諸君の中で配布資料を持っていない者が昼休みにコピーを取りに来ることになっています。早めに昼食を済ませて歯を磨いて待機しました。学生諸君が思い思いの時間にやって来るので、その都度対応しなければなりません。けれども量的には大したことがなく、所要時間は合計でも5分ほどで終わったでしょうか。
 コートを羽織ってマフラーも巻いて図書館まで移動しました。昨年から借りていたフェルナンド・ペソア著・澤田直訳『不穏の書、断章』(平凡社)を返却し、2階の読書室に移動しました。絵画に纏わる本を一冊借りようという思いです。カシュ・ヤーノッュ編・早稲田みか訳『ブリューゲル・さかさまの世界』(大月書店)が目に止まったので借りておきました。他に助川幸逸郎著『謎の村上春樹』(プレジデント社)、平川祐弘『内と外からの夏目漱石』(河出書房新社)『明暗』の特集を組んでいる「漱石研究」(翰林書房)なども借りておきました。5限の4年生のゼミでは外山滋比古さんの『思考の生理学』から「アナロジー」「セレンディピティ」そしてできれば「情報のメタ化」などを読む予定です。