「人生は空っぽのお皿」という言葉を想い出してしまいました。

 1限のフランス語は「ボンジュール・パリ」の第7章を読み進めました。前回は第7章に入って読章冒頭の4行しか読めませんでした。今日はその続きから読み進めました。アンヌ・マリーがトゥールに出掛けて旧知のイザベルに街を案内してもらうという話しです。イザベルがアンヌ・マリーにお土産をプレゼントするという場面もあります。土産物屋でお皿を買ったイザベルはアンヌ・マリーにお土産を手渡します。この場面で「お皿(assiette)」という言葉の連想が働いてポール・モランの「人生は空っぽのお皿」(La vie est une assiette vide.)という言葉を想い出してしまいました。「自分で自分の人生を盛り付けなさい」という教訓なのでしょう。
 2限の時間帯は相棒のFさんと研究室で「ランボー読書会」を楽しみました。冬休み中にだいぶブランクがあったので、なかなか読解が深まらずに難儀しました。けれども90分間はあっと言う間に過ぎ去ってしまいました。久し振りにフランス語のテクストに集中できたことは私たちに取って大きな喜びでした。次回も「ランボー読書会」は定時の金曜日の2限に開催する予定です。研究室に出掛けて来れば、4年生が提出した卒論の数々の採点やフランス語の試験の採点が待っているからです。昼休みにはとんきん亭の箱弁当を食べて昼食にしました。「ボンジュール・パリ」のクラスのS君がやって来てテクストの説明を求められました。S君は出席も良好で教室でのパフォーマンスも高いので必ずや高得点で試験をクリアすることと期待しているところです。