S君の「クロード・モネのカンヴァスを見つめる考察」などを読了しました。

takuzemi2014-01-29

 昨日も夕方の4時半には別所沼まで散歩に出掛けました。花と緑の散歩道は風も穏やかで気温も高めで居心地の良い夕暮れでした。数日前から別所沼と花と緑の散歩道を繋ぐ歩道橋の工事で通れなくなって困っていました。ところが昨日は私の50メートルほど前を行く男性がすいすいと歩道橋を渡っていくのですね。この一事で歩道橋の工事が終わったことが分かりました。別所沼に着いたらウォーキングやジョギングを楽しむ市民が沢山詰めかけていました。一仕事を終えてからスポーツを楽しみに来るのでしょうか。ずいぶんタフな人々だなあと感心してしまいました。
 29日の水曜日は9時35分の東京行きの武蔵野線に乗りました。今日は予定は何もないので、卒論やレポートを読む作業だけです。先ずは4年生が残していった卒論を5部ほど読みました。Mさんは中国で生まれ6歳まで育ったという経歴の持ち主です。卒論のタイトルは「是正されない中国の格差〜その現状と課題について〜」というものです。多彩なデータを加えて、まとまりの良い論文に仕上がりました。Sさんの論文は「シュルレアリスト〜その現状と課題について〜」というもので、サルバトーレ・ダリ、ルネ・マグリット、マルク・シャガールの絵画を分析したものです。図版も豊富に付けられていて楽しい作品に仕上がりました。その他、Yさんの「ホスピタリティーについて」、S君の「SNSについて」、同じくS君の「クロード・モネのカンヴァスを見つめる考察」などを読了しました。S君は自分の祖父がモネを好きだったことから大きな影響を受けたようです。卒論にそんな身近なことを書き込むことが妙に微笑ましく感じられました。