大学時代の友人たちと楽しんでいるメール連句の続きを考えました。

 家人と一緒に昼食を済ませました。テレビのニュースを見ながら、美味しい紅茶を頂きました。リラックスした後で大学時代の友人たちと楽しんでいるメール連句の続きを考えました。南船兄が「竹光で膏薬を売る渡世人」と付けてきたので、私も短句の七七で「大儲けして したり顔する」と付けてみました。2時過ぎには宗匠の南船兄からメールが来て「ぴたりと決まりました。卓午兄には、珍しい時代調です」とあり胸を撫で下ろしました。残りは2句で挙句となります。水澄子兄と風船兄が一句をものしてくれれば無事に挙句となるのです。午後は文学のハンドアウトを印刷しました。「レトリック理論」や「アラゴンの小説理論」、そして「カオスの遇し方」と云った異質のものを取り除くとほとんどが漱石作品を巡る批評作品の抜き書きとなっています。大量のデータを印刷したので、途中でインクカートリッジが空っぽになってしまいました。ホームセンター「ビバホーム」に立ち寄って、4本セットのインクを買っておきました。帰宅して再びハンドアウトの印刷に取り掛かりました。中には熊倉千之先生の『漱石のたくらみ』や『漱石の変身』(いずれも筑摩書房)を利用したハンドアウトもあり、私に取っても大変に思い入れが深いものとなっています。今後の課題は日文のT先生、N先生と私と組んで行っている共同研究で漱石という作家への西欧からの影響に付いて分析した論文を書き上げること。数年前に退職なさった関口先生に教えていただいた「索引から調べる」という手法を最大限に利用すれば、何とか論文も仕上がるだろうと考えているところです。