午前中は居間のロッキングチェアに座って「芸術新潮」のバックナンバーを読み直しました。

takuzemi2014-03-04

 午前中は居間のロッキングチェアに座って「芸術新潮」のバックナンバーを読み直しました。バックナンバーと言っても定期購読している訳ではありません。気が向いた時に気が向いた特集を買い込むというひどく気ままな買い方なのです。それでも8冊ほどの「芸術新潮」が手元にあります。先ずは一番大好きな「聖なる物語を求めて シャガールと巡る旅」観てみました。さすがに色彩の美しさはシャガール独特のものですね。人物たちの独特のフォルムも踊りを踊っているような印象を与えてくれます。静岡市美術館で3月30日まで開催されているので、旅費は自己負担となるももの、ぜひ一度観に行ってみたいと思っているところです。次に選んだのは「森洋子ブリューゲル特別講義」です。中には林綾野さんというキュレーターの方が「ブリューゲルの食卓へようこそ」というコラムを書いていました。その中で林さんは実際に林さんが手作りしたラムチョップやソーセージそしてワッフルやムール貝の煮込みがあり、大いに食欲をそそられました。「芸術新潮」2014年2月号の特集は「英国ヴィクトリア朝美術の陶酔(エクスタシー)」と題されたもので、東京の三菱一号館美術館で私も最近観てきたもので大変に懐かしく思われました。表紙は狂い死にしたオフィーリアが川を流れていくもので、5年ほど前に学生諸君を引き連れてロンドンに行った時に確かテート・ブリテンで観た記憶があります。2009年5月号の特集は「ムーミンを生んだ芸術家 トーベ・ヤンソンのすべて」と題されたもので、私のゼミの一期生の一人がムーミン物語の登場人物の一人・スナフキンが大好きで、その人物を巡って卒論を書いたことを懐かしく思い出したものでした。