「ぽたぽた屋」という店を見付けて、お酒をいただいて二人で盛り上がりました。

 日曜日の朝はゆっくりと起きました。家人と一緒にコーヒーを飲み、飲むヨーグルトも一緒にいただきました。それからおもむろに仕事に取り掛かりました。先ずは昨日の昼休みに開催された第6回文学部国際交流委員会の議事録を作成しました。もう一点は同僚のY先生に依頼された卒業生たちの卒論の目録一覧です。どちらも順調に作成することができて、国際交流委員会の委員長L先生と同僚のY先生にメールに添付ファイルを付けて送っておきました。
 午後の4時にはJR目白駅に移動しました。駅の改札で若い友人のM君と待ち合わせているのです。M君は確か月曜の4限に「ベケット読書会」を付き合っていた仲で、気心も知れている間柄です。残念ながら目白の繁華街を歩いたのですが、日曜日とあってお休みの店が多いのでした。幸い地下1階の「ぽたぽた屋」という店を見付けて、お酒をいただいて二人で盛り上がりました。「ぽたぽた屋」と言うのは鶏の羽の音を擬したオノマトペなのですね。M君と腰を据えて美味しい料理をいただきました。最初はビールから始めたのですが、中盤は焼酎に切り替わり、最後には卵の厚焼きで日本酒をいただきました。その間にM君はパリ大学の様子を詳しく聴くことができました。何でも博士論文を書き上げて日本に帰って来るとのことです。大学教員としての就職に関してはこれから考えるというとのことでした。M君はパリの美術館の多くを訪問しているとのこと。友人の岩佐君の本を進呈して、一段と美のスタンダードを確立するように勧めておきました。「ほたぽた屋」の中では「りほさん」と「ちひろさん」の二人の係の人が頑張って大声を張り上げているのが印象に残りました。