今日は静岡市美術館で開催されている「シャガール展」を見学することにしました。

 今日は静岡市美術館で開催されている「シャガール展」を見学することにしました。遠出になるので少々早めの通勤快速新宿行きで移動を開始しました。赤羽で乗り換えて東京に出ました。東京からはこだま六百四十七号に乗り静岡駅には十一時五十分に着きました。雨が降っていて強い風も吹いているので地下街から美術館に直行することにしました。「シャガール展」に着き料金を払って館内に入りました。情熱の人と言っても良いその熱意の片鱗に触れて背筋が震え上がるような感動を感じました。またシャガールの版画を巨大スクリーンに映写するイベントもあり素晴らしかったですね。何だか「あちら側」に行ってしまったような感じがしました。シャガールの絵は空中に浮遊しているよう無重力な画面のどこから生まれるのだろうかと不思議に思ってしまいます。地下街でマグロのヅケ丼の昼食を済ませてから、今日ならばもう一度「シャガール展」を観られるとのこと。こんなサービスは太っ腹でいいですねえ。ミュージアム・ショップで「シャガール展」のカタログを買って美術館を後にしました。帰路は十四時十九時発のこだま654東京行きに乗りましたドミニック・ローホーさんの名著『人生で大切なことは雨が教えてくれた』(幻冬舎)を持ってきました。往路と復路で一冊を無事に読了しました。久し振りにドミニック・ローホーさんの思索の一端に触れた気分になりました。残念ながら帰路は各駅停車の列車に当たってしまい家に帰ると」五時を過ぎていました。それでもシャガールというユニークな画家の色彩豊かな画面に触れることができたのは、ビートルズの歌のタイトルではないのですが、「人生の一日」(A day in the Life)かと思ってしまいます。楽しい一日を送って美術館を後にしました。