今日は月曜日なので都内のほとんどの美術館は休館日です。

takuzemi2014-03-24

 今年は花粉症が楽ですね。ラムザクリニック内科のK先生に早めにクラルチンというお薬をいただいたからでしょうか。3月21日の春分の日群馬県立館林美術館で「シャガール版画の世界」展を見学した後も多々良の駅まで強風の吹く中を90分ほど歩いたのですが、幸いなことに花粉症が悪化することはありませんでした。早期対策が良かったのかなと考えているところです。
 今日は月曜日なので都内のほとんどの美術館は休館日です。でもグーぐルで「月曜日に開館している東京の美術館」というキーワードで調べると簡単にいくつかの候補が見つかるのですね。その中で私は「ポーラミュージアムアネックス」に行ってみることにしました。武蔵浦和から銀座一丁目まで所要時間は48分、料金は片道480円、そして入場無料というのも太っ腹で嬉しいじゃありませんか。午後は「光輝と陰影」をテーマに4名のアーティストたちが競い合う絵画展を楽しんでこようと思っています。
 午前中は家人も息子も仕事に出掛けてしまいました。手持ち無沙汰なので福井芳男先生の『フランス文学読本』(駿河台出版社)のカセットを小さなテープレコーダーで聴いてみました。夏休み中の大学生のクレールが伯父の別荘を訪問して文学好きの伯父さんから色々と教えを受けるという話です。スタンダールの『赤と黒』、フロベールの『感情教育』、そしてバルザックの『谷間の百合』などのフランス文学の重要作品が語られます。伯父さんの声が懐かしいニコラ・バタイユさん、そして姪のクレールをルネ・ラガッシュさんが演じています。私に取っては至福の一本と言っても良いカセットです。