S君と有楽町のガード下のとあるお店で二人だけの酒宴を挙げて愉しみました。

takuzemi2014-04-11

 昨日は京都大学の同期の友人S君と有楽町のガード下のとあるお店で二人だけの酒宴を挙げて愉しみました。気の置けない老夫婦が仕切っている店で内輪でアンチームな雰囲気で寛げました。先ずはS君と私とで中生のジョッキを合わせて乾杯しました。付け出しは若芽と小魚の和え物でした。そして飲み物を焼酎に切り換えるころには、刺身の盛り合わせや天麩羅の盛り合わせなどを愉しみました。それから来年の観月会〜同期の集まりを私たちはこう呼んでいます。〜の旅行はどこに行こうかという話になりました。S君は九州の南方に旅をしたいという希望だそうです。私は飛行機で参加することになりそうな雲行きですね。現在、友人たちの中の二組のカップルがヨーロッパを訪問中で、そのことの話題も二人の中で盛り上がりました。一組はI君夫妻です。こちらはイタリアを中心に美術館を巡っている筈です。I君は東京の美術館巡りの本も書いていて、この本は私もレフェランスブックとして重宝しています。上野の国立西洋美術館ミュージアム・ショップにも常時6冊ほどのI君の本が置かれていて大変に入手しやすくなっている様子です。もう一組はK君の夫妻です。こちらはパリのアパルトマンを借り切って定住型でパリを楽しむとのことで、さぞかしお金持ちの生活を送っているらしく羨ましくなってしまいます。再びS君との会話を楽しみました。S君には私が愛読している太田紫織さんの『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(角川文庫)が面白いと紹介しておきました。S君もレイ・ブラッドベリのSFを読み直しているところだと言います。二人で読書談義をして大いに盛り上がりました。楽しい一夜を過ごして、9時過ぎには満足して自宅に帰りました。