昨日は家人と二人でまったりとした日曜日を送りました。

takuzemi2014-04-21

 昨日は家人と二人でまったりとした日曜日を送りました。朝は日曜美術館俵屋宗達の「風神雷神屏風」の迫力に度肝を抜かれました。「奈良コンシェルジュ」のはなさんも格安のパッケージ旅行を案内していてくれて、私費で奈良を訪れてみても悪くはないなと思いました。家人は近くのプールに泳ぎに行くのが常です。
 その間に私は栗山千秋さんが案内する「心の都へスペシャル」を楽しみました。680年に天武天皇が妻の病気平癒を願って創建した薬師寺。その金堂に祀られている薬師寺三尊像の美しさにはため息が出てしまいます。夜9時からの日曜美術館もプールから帰ってきた家人と二人で楽しみました。喜多川歌麿の「深川の雪」などを楽しみました。
 昨日の書評欄には佐々木俊尚さんが新久千映さんのコミック『ワカコ酒』(1・2巻・ノーススターズピクチャーズ刊)が紹介されていました。以前から大好きな作品で、自分が褒められているような気がして嬉しかったですね。ストーリーは村崎ワカコという26歳のオフィス・ガールがひたすら美味しいものと向かい合うというもので、主人公が呑兵衛であるという点も大いに好感がもてるのです。
 4月20日の朝日新聞朝刊で夏目漱石の『こころ』の連載が始まりました。100年ぶりのことです。家人から仰せつかって、切り抜きを作るのは私と決まりました。切り抜きを張り付ける「こころノート」を5月以降、希望者に下さるとのことで、気長に切り抜きを続けようと思っているところです。宮部みゆきさんの『荒神』も目が離せないですね。クライマックスを迎えていて、大変な迫力の描写が続いています。