相棒のFさんとの相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。

 朝は9時35分に家を出て、9時44分発の新習志野行きに乗りました。実は今日発売される「芸術新潮」(5月号)を新越谷の旭屋書店で買い求める予定だったのです。特集は「ほんとうは教えたくないパリの小さな美術館」という大変長いもので、マルモッタン美術館はあるものの、ジャックマール=アンドレ美術館や狩猟自然博物館、工芸技術博物館、シャンティィ城コンデ美術館と来ると一度も聞いたこともありません。
 2限の時間帯はいつものように相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。マラルメランボーが「生きながら《詩》に手術された存在」だと言ったとテクストに書いてあり、なるほどと妙に二人して納得したものでした。今回も相変わらずビュトールの長文に悩ませられました。それでも何とか90分ぎりぎりまでテクストと取り組むことができ、かなりの達成感が感じることができました。
 5限の3年生のゼミではマリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を学ぶ人のために』(世界思想社)を輪読しました。今回は22ページの「王子さまとは誰なのか」から読み始めました。「指標」と題されたコラムがあり、「英雄(主人公)」、「メタファー(隠喩)」と並んでいます。メタファーに付いては私の「文学」で使ったハンドアウトが有るので参考として読んでみました。輪読の作業が終わってから「星の王子さま、こころの旅」と題されたビデオを30分ほど観ました。今日も学生諸君に簡単に近況を書いてもらって早めにゼミを切り上げました。