「ザ・ビューティフル」が開催されている三菱一号館美術館を家人と二人で訪問しました。

 13時01分の快速新木場行きに乗って移動を開始しました。今日は三菱一号館美術館に出掛けるのです。この美術館には今年になって数回も訪れているのですが、いつもと違うのは今日は家人と一緒だと言うことです。赤羽で13時13分発の快速磯子行きに運よく乗り換えることができました。東京駅に着いて、早速「東京ステーションギャラリー」に立ち寄りました。久米桂一郎の「林檎拾い」は端正な感じがして好ましく思われました。黒田清輝の「鉄砲百合」は慎ましやかな百合が描かれていて微笑ましい気分になりました。赤松麟作の「土佐堀川」は夕景に独りの船頭が船を操っている絵で船頭の深い孤独を感じたものでした。和田英作の「彦根内湖」も広々とした空間を感じさせる作品で、逸品と呼んでも良いでしょう。藤島武二の「山中湖畔の朝」と「うつつ」の二品が観られて藤島ファンの私としては幸運でした。井手宣通の「伊豆」は荒々しい波が打ち寄せる風景で迫力を感じたものでした。美術館の壁の打ち抜きの歴史を感じさせるものでした。なんでも重要文化財だとの事で驚いたものでした。家人と二人で三菱一号館美術館を見学したのですが、入場規制が行われていて15分ほど待たされたのは初めてのことでした。家人と私の二人で連休の一日をまったりと過ごすことができて幸運な一日を送ることができました。(写真は「ザ・ビューティフル」のポスターです。)