午後は国立博物館で開催されている特別展「キトラ壁画」展を見学しました。

 昨夜はBS−TBSで楽しい番組を2時間ほど家人と観て楽しみました。一つは「鉄道紀行 フランスの最も美しい村を訪ねる」で私が全く知らない小村が紹介されていました。風景も美しく、古くからの伝統が息づいているのが特徴でしたね。この番組の後に「角ハイボール」の提供で5分ほどの番組が有るのですが、残念ながら月曜日は休肝日でお酒が飲めないのが口惜しく思われました。続く「酒場放浪記」では吉田類さんの酒場巡りを楽しみました。曳舟、阿佐ヶ谷、浜町、五反野と各地を巡るのですが、浜町は家人の生まれ故郷でもあり「鳥生」という串焼のお店で生トマトハイを飲んでいる吉田さんの顔付きが何とも嬉しそうでした。
 午後は国立博物館で開催されている特別展「キトラ壁画」展を見学しました。博物館に着いてみたら何と70分待ちの状態だと言うことで、博物館の前には百メートルほどもある人々の群れが並んでいました。やっとのことで会場に入ると「朱雀」、「白虎」、「青龍」、「玄武」などの壁画が有り一つ一つ点検していくと雄大な時の流れが感じられるような気がしてきました。また、ビデオを使っての「キトラ壁画」の展示も有り、大いに楽しめました。十二支に因む「寅」や「牛」などとネーミングされた壁画も有り、微かな画像が微笑ましく感じられました。また古代の人々は天文図をに従って生活を送っていたという事実を知って驚きました。「キトラ古墳」の天井の中央に内規、赤道、外規を表す同心円と、黄道を示す偏心園が描かれているそうです。また、貴人たちが戯れている高松塚古墳の壁画も良かったですね。「キトラ古墳」から1Kmほどの距離だと言うことです。美術館や博物館巡りの巡礼の旅は起きたまま観る夢なのかも知れません。