男性が私を睨み付けたので朝から良くない気分になってしまいました。

takuzemi2014-05-07

 連休明けは身体がきついですね。でも、最低限の教師としての職業倫理は守らなければなりません。朝は7時半に家を出て、7時42分の海浜幕張行きの武蔵野線に乗りました。JRの車中は混み合っていて、とても座れる状態にはありません。少しでも楽をしたいと思って、棚にバックパックを乗せたところ、ブログ用のデジタルカメラが落ちて、一人の男性の膝頭に当たってしまいました。男性が私を睨み付けたので朝から良くない気分になってしまいました。それでも新越谷では8時6分発の北越谷行きに乗ることができ、一日の朝のスタートとしては快適な始まりとなりました。大学に着いて、さっそく英語研究基礎演習のワークシートを3種類ほどコピーしておきました。今日の1限の授業では先ずは「入学時アンケート」を実施しました。今日は『知へのステップ』(くろしお出版)の第4章「より深いリーディングのために」を学びました。一つはテキストを読んで、要約する技術を身につける。二つは読書を通じて、自分の考えを持つ。・・・と言う重要な目的が記されていました。そのための事例としてアメリカの陪審制度を騒がせた有名な事件O.J.シンプソンの殺人事件です。シンプソンは前妻の二コールとその友人のロナルド・ゴールドマンを二人とも刃物でメッタ刺しにて死亡していたそうで、想像しても大量の血の海で二人の男女が殺されていたのでしょうね。その後のシンプソンは金の力で有能な弁護士を雇い刑事訴訟で無罪、民事裁判では有罪という矛盾した結果を残して幕を閉じたのだと言われています。この事件に関しては黒人よりも白人の方が「容疑は濃厚」とするらしく、人種によって判定基準が異なることを想起させるのです。