『櫻子さんの足下には死体が埋まっている−蝶は十一月に消えた』が発売されていたのです。

takuzemi2014-05-12

 先日観てきた目黒区美術館で開催されていた「マルク・シャガール 版画の奇跡 無限大の色彩」展と損保ジャパン東郷青児美術館で開催された「オランダ・ハーグ派」展料金を個人研究費で支払うための書類をまとめました。美術館を訪問するのは楽しいですが、個人研究費の書類を作るのは面倒ですね。朝の起き抜けの時間から作業に取り掛かったのですが、作業に一時間半ほども掛かってしまいました。
 10時過ぎには駅前の須原屋書店に出掛けたのですが、意外な発見が有りました。太田紫織さんの『櫻子さんの足下には死体が埋まっている−蝶は十一月に消えた』(角川文庫)が発売されていたのです。新刊だと確信して買い求めたのですが、同じ本を二度も三度も買ってしまう私の癖が有り、書斎の本棚を確認するまで落ち着きませんでした。確かめたところ、確かに新刊で、ほっと胸を撫で下ろしたことでした。今回は登場人物が9名で多彩な展開が楽しめそうです。
 朝方作った種類を英文科の助手のKさんに届けるためにファイルに入れておきました。学部長のI先生と学科長のH先生の印鑑を頂いてから総務課へ流れる筈の予定です。また、今週の木曜日は新入生歓迎スポーツ大会の予定で全学休講となる予定なのですが、早めに文学のハンドアウトを用意しておきました。熊倉千之先生の『漱石の変身』(筑摩書房)からの抜き書きした文書です。テーマは漱石の『門』を語るもので、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』の男の子の名前も『門』の主人公の野中宗助から取られたものであることを説明するつもりです。