やはり翰林書房の「漱石研究」のバックナンバーですね。

 1限の英語研究基礎演習では『知へのステップ』(くろしお出版)第5章の「大学図書館における情報収集」に付いて学びました。打ち明ければ実は楽な授業でした。パワーポイントのスライドに音声までもが入っていて、要点を全て読み上げてくれるのですね。情報収集には「文献調査」と「事項調査」の2種類があること、情報収集の方法は「図書館」で調べる方法と、「インターネット」で調べる方法があることを学びました。「図書」から得られる情報は「鮮度は低いが、信頼性のあるまとまった情報を得ることができること、また「ホームページ」から得られる情報の特徴は「鮮度は高いが、公開されている内容についての信頼性は必ずしも高くなく、利用の際には注意が必要がということを学びました。
 多文化理解コースの準備室の助手のMさんがとんきん亭の箱弁当を私の研究室まで届けてくれました。今日は茸と小魚の炊き込みご飯でブリの切り身と玉子焼きの厚切りなどが付いていて美味しく頂きました。4月から消費税が8%に上がったのに、定価を上げずに頑張っている姿勢は称賛に値すると思います。
 14時40分から開催される文学部運営協議会までまだかなりの時間が有ります。文教大学越谷図書館まで何冊かの本をチェックに行きました。やはり翰林書房の「漱石研究」のバックナンバーですね。共同研究の論文の執筆にも利用させて頂いているので親しみを感じるのですね。入り口の所に除籍図書の無料配付のコーナーが有りフローベールの『紋切り型辞典』と非常勤のY先生が訳した『アズナブール伝』を頂いておきました。今日は閲覧室に居ても落ち着かないので『三四郎』『漱石セクシャリティ』『硝子戸の中・道草』『漱石と明治』の4冊を借りて早々に研究室に引き上げたことでした。