松岡美術館に着いて先ずは1階の展示室から見学を始めました。

 午後は12時41分の快速新木場行きに乗って移動を開始しました。車中では『海底の魔術師』を読んで楽しみました。池袋で喉が乾いて自動販売機で玄米茶を買って飲みました。松岡美術館に着いて先ずは1階の展示室から見学を始めました。展示は彫刻が殆どで悠久な時代の流れを感じさせられました。美術館には緑の色濃い庭園も有り爽快な気分になれました。エミリオ・グレコの「パトリシア・パターソン」は若い娘さんの彫刻で青春の輝きを一瞬の内に巧みに捉えている作品でした。同じ作者の「腰かける女」はピュアでイノセントな印象を与える逸品でした。エミリオ・グレコの「横たわる女、肘」はゆったりとした仰臥像で広大さを感じさせる作品でした。ヘンリー・ムアの「台に座る母と子」はデフォルメされていて、母は左の乳房で分かるのみです。子も抽象化されていて識別できない程でした。2階の展示室に入ってみると中国の陶器がならんでいる。駱駝、馬、牛、犬などだ。多様な姿が愛r愛らしい。2階の展示室に足を運ぶとマリー・ローランサンの「若い女」が有り、まだ初々しい女性像で頬が輝いていて青春のただ中に居る印象を受けた。パブロ・ピカソの「ドラ・マールの肖像」があり正妻のオルガとの間に不倫を巡る戦いが有ったと聞いて居る。マルク・シャガールの「婚約者」は一組の男女が互いに手を取り合っている。全てが夢の世界の中の出来事のようで、向こうに見えるのが月なのかが分からない。マルク・シャガールの「赤い輪」と「エステル」なども有って楽しめました。(写真はマルク・シャガールの「婚約者」です。)