昨日は父の日だと言うことで、娘が我が家を訪問してくれました。

takuzemi2014-06-16

 昨日は父の日だと言うことで、娘が我が家を訪問してくれました。私は国立科学博物館で「石の世界と宮沢賢治」展を訪問する予定が有ったので、家人と娘を残して一人で上野に向かったのでした。その間に娘は私に半袖のパジャマを残してくれたのでした。素材は麻でしょうか。吸湿力も良く湿度の高い今頃はぐっすり眠れて助かります。ところで国立科学博物館で観賞した「石の世界と宮沢賢治」展は65歳以上の人間は無料ということで、私もそれに該当するので、個人研究費で落とそうと思っていた1400円は無効となってしまいました。娘の贈り物のパジャマを着て一晩ぐっすりと眠れたことが私に取っての救いだったと考える方が良さそうですね。
 美術館巡りも一段落が付いた今日この頃です。主だったところでは山種美術館で開催されていた「クールな男とおしゃれな女」、東京都美術館で開催されていた「バルテュス展」、またBunkamuraザ・ミュージアムで観た「ラウル・デュフィ展」も忘れられない体験でした。目黒区美術館で「マルク・シャガール展」を観賞したのも私に取って重要な体験でした。シニア料金で観られて、観客もさほどは多くないという絶好の環境で私の愛するシャガールの版画を心ゆくまで楽しめたのは幸せだったと言うしか有りません。私の大学時代からの友人・岩佐倫太郎君の言う「美のスタンダード」が確実に創られてきたのを感じたものでした。6月8日で「マルク・シャガール展」は終わってしまったのですが、数々の版画は私の中に色濃くイメージが残っていて、当分消えそうにもありません。