家人が仕事に出掛けている間にDVDの『わたしを離さないで』を観ました。

takuzemi2014-06-17

 昨日は家人が仕事に出掛けている間にDVDの『わたしを離さないで』を観ました。104分というかなり長い本編なのですが、今までに5〜6回も見直したでしょうか。自然に囲まれた寄宿舎、ヘールシャムで育った子供たち。彼らには過酷な運命が待ち受けていたのです。外界と隔絶した寄宿舎・ヘールシャムは謎が多く、様々の噂が子供たちの間でまことしやかに語られていたのです。そのうちに子供たちは自分たちが臓器提供のためだけに造られたクローン人間であることを知っていくのです。この点が私にはどうしても理解できないのですね。子供たちが自分の運命を従容として受け入れていくのがどうしても腑に落ちません。そんな理解できない数々の謎が有るから繰り返してこの作品を観るのかも知れません。主人公のキャシー・Hという内気な女性の一代記としても完成度の高い作品に仕上がっていると思います。
 10時42分に南船橋行きに乗って移動を開始しました。車中では梶尾真治著『おもいでエマノン』(徳間文庫)を再読しました。第3章の良三と荏麻が幸せな家庭を築いた「ゆきざりアムネジア」を読了しました。いつものように新越谷駅の構内の小諸蕎麦で天麩羅蕎麦を食べて軽い昼食にしました。大学に着いてサントリー美術館で観た「徒然草」展の書類を英米科の助手のKさんにお願いしておきました。大学図書館で借りている本が有ったので、これも帰しに行きました。読取革命は個人研究費で消化するように担当の係の人にお願いしておきました。