4限の4年生のゼミでは西垣通氏の『聖なるヴァーチャル・リアリティー』を読みました。

 先週末の土曜日と日曜日には相継いで美術館を訪問しました。土曜日には三鷹市美術ギャラリーを訪問して「マリー・ローランサン 女の一生」展を鑑賞しました。一番注目したのは「女の顔」でしょうか。肩にある赤いリボンが女の顔を引き立てています。赤い唇と赤い頬が愛らしい印象でした。日曜日に出掛けたのは三菱一号館で開催されている「ヴァロットン 冷たい炎の画家」展です。「トルコ風呂」、「マルト・メロ」、「夕食、ランプの光」など悲痛な印象を与える絵画が多かったですね。
 10時12分の東京行きで移動を開始しました。湿度が高く居心地が悪い一日です。南越谷に着いたら激しい雷雨が降っていて驚かされました。いつものように新越谷駅構内の小諸蕎麦で天麩羅蕎麦を食べて早目の昼食にしました。北越谷に着いたら雨は小降りになっていました。変わりやすい天気のようです。
 英米文学科の助手のKさんにいつものように「マリー・ローランサン 女の一生」展と「ヴァロットン 冷たい炎の画家」展の書類を提出しておきました。昼休みに725教室に移動して演劇論のハンドアウトと履修票を設置しておきました。今日は『シェイクスピア・ハンドブック』を認識革命でスキャンして作ったハンドアウトを利用しました。簡単に『ヴェニスの商人』の粗筋を読み上げてから、DVDの鑑賞に移りました。
 4限の4年生のゼミでは西垣通氏の『聖なるヴァーチャル・リアリティー』を読みました。サイバー・スペースの中で「別の自分」、「別の自我」の可能性が生まれると著者は主張しています。ルノアールの絵画を紹介するビデオを30分ほど観てから、近況を伝える短文を書いてもらってゼミを終えました。