そのSさんですが台湾に出掛けた時、「台北 故宮博物院展」を観たらしいのです。

takuzemi2014-06-26

 私のゼミのSさんは海外旅行の経験も豊富です。韓国、中国、台湾などに度々渡航しているのですね。そのSさんですが台湾に出掛けた時、「台北 故宮博物院展」を観たらしいのです。中国の現地からの観客が多く、落ち着いて観られなかったので、上野の東京国立博物館で開催されている「台北 故宮博物院展」を見直すのだと言っていました。近況を書いてもらった紙には「リベンジ」という強い言葉も有り、Sさんの強い個性に思いを馳せたものでした。こんな個性の強い学生がゼミに居ることは有り難いことです。
 昨日の水曜日の午後4時30分からは教育学部外国語選択オリエンテーションが有りました。教育学部の教務委員長N先生が注意事項を述べてから、英語担当のL先生、中国語担当のA先生、フランス語担当の私ドイツ語担当のY先生、そして最後にコリア語に関しては大学院言語文化研究所の講演会に出席しているY先生の代わりにT先生がお話ししました。私は中心部分はパワーポイントのスライドに添ってお話ししたのですが、フランス語は母音で終わる音節が多いことから柔らかな印象を与えること、モラリストの文学の伝統が有ること、その20世紀の典型的な例はアントワーヌ・ド・サンテグジュペリの『星の王子さま』であること、またパリのルーヴル美術館オルセー美術館に素晴らしい絵画が有ることなどを語りました。パリを始めとしてモンサンミシェルなどに文化遺産が数多く有ることを語って私の役割を終えました。