「『星の王子さま』を巡る考察」をプリントアウトして点検を済ませま

takuzemi2014-06-28

.20140628午前
 朝の起き抜けの時間には昨日作った「『星の王子さま』を巡る考察」をプリントアウトして点検を済ませました。「主人公の変身の場面」という項目が二回も出てきているので、これを修正しました。また福島泰樹の「短歌絶叫コンサート」を「死者語り」を意味するプロゾポペというレトリックの関連で軽く触れたのですが段落の冒頭が一文字空けになっていなくて、これも修正しておきました。11月28日の金曜日には生涯学習センターの講座で「『星の王子さま』を巡る考察」を語る予定です。朝日新聞社発行の「世界の文学」にサンテグジュペリの『星の王子さま』に付いての言及が有るので、それを利用してハンドアウトを作るつもりです。
 「比較文化論」の最終回には「オースマンのパリ改造と近代都市の成立」に付いて語る予定です。そのためのハンドアウトも作っておきました。学生諸君に配布する印刷用のハンドアウトはそのままにしておきました。山本用のハンドアウトには細かなコメントを付箋紙で書き込んでおきました。オースマンが直線にこだわってパリを改造したこと、中世はペストに悩まされた時代だったこと、オースマンのパリ改造によって上下水道が整備されペストは発生しなくなったこと、これは余談ですがスペインのセゴビアで豚の丸焼きを食べたこと、世紀末には人々の生活に余裕ができてフラヌールと呼ばれた都市を散策する人々が多数発生したことなども書き込んでおきました。早手回しですが、今日は上野の東京国立博物館を訪問して「台北 故宮博物院展」を観賞する予定です。命令書と復命書はすでに作ってしまったのですが、「出張の概要等」は例の「すぐメモ!」でメモを取ってから書類に細かく記述する予定でいます。

.20140628午後
 午後は早めの昼食を済ませて、12時21分の快速新木場行きで移動を開始しました。東京国立博物館を訪問して「台北 故宮博物館」を観賞することがNOLTYに書き込んでいました。「台北 故宮博物館」を観賞することが今日の重大な予定だったのです。ところが現地に着いてみたら2時間待ちの長い行列が出来ていて長い行列ができていて、美術館はおろか、人並みばかりがどこまでも続いていのですね。平成館に入って「翠玉白菜」を見ました。白菜の白は純潔を表すらしく、虫たちは多産を意味するとのこと。掲示文の説明に納得が行ったことでした。他の様々な展示物も二時間待ちの長い行列には耐えられようもありません。太田紫織さんの『櫻子さんの死体が埋まっている』(角川文庫)です。翠玉白菜を見ただけで国立近代美術館を後にしたので口惜しくてなりません。国立科学博物館を梯子して西美の常設館を観ました。エル・グレコの「十字架のキリスト」、ジョン・エヴァレット・ミレーの「あひるの子」、この作品は端正な画面が静謐さを湛えています。ポール・ゴーガンの「海辺に立つブルターニュの少女たち」も観ました。この作品からは生命力の横溢が感じ取られました。ホール・ゴーガンの『海辺に立つブリュタターにュの少女たち」も観ました。この作品は生命力溢れる少女たちを表現しています。エル・グレコの「十字架のキリスト」、ジョン・エヴァレット・ミレイの「あひるの子」、この作品は端正な画面が静謐さを
感じ取られました。ポール・ゴーガンの「海辺に立つブュターにュの少女たち」も観ました。この作品からは生命力の横溢が感じ取られました。ジョアン・ミロの「絵画」なども観て上野を後にしました。「西美」の常設展で国立博物館の敵討ちができたと思っている私です。